イセザキ眼科医院【公式HP】横浜市中区

低濃度アトロピン治療(近視予防)

小児の視力低下

   矯正視力は通常5歳前後で1.0になると言われていますので、1.0なければ何らかの眼疾患が疑われます。近視は点眼治療することで進行を予防することができます。強い近視や遠視の場合には弱視にならないために小さい頃から眼鏡装用が必要になります。また、小児でも角膜疾患、白内障緑内障網膜疾患、精神疾患などで視力低下することもあるので眼科医の診断が必要です。弱視の場合、治療開始は早ければ早いほど視力が改善しやすいので、学校健診で視力低下を指摘された場合には早めの受診をお勧め致します。

近視の原因

・30㎝未満での読書や電子機器の操作
・30分以上の読書や電子機器の操作
・遺伝や疾患による眼軸長の延長

   近視は6歳から始まり16歳まで進行すると言われています。上記のように遺伝的要因だけでなく、情報化社会に伴ってパソコンを筆頭にポータブルゲームやスマホの使用方法など環境的な要因も深く関係しています。

強度近視に起こりうる合併症

白内障
緑内障
網膜剥離
・網膜分離症
・網脈絡膜萎縮
・近視性脈絡膜新生血管

   屈折が-6.5D以上の近視を強度近視と言い、様々な合併症が起こりやすくなります。初期であれば積極的な治療で後遺症を残さない疾患もありますので、当院では定期的な眼底検査やOCT検査、視野検査をお勧めしています

最先端の近視予防治療

・コンタクトレンズ装用
・オルソケラトロジー装用
・マイオピン点眼治療

   近年、研究の成果や医療技術の発達により、様々な予防治療が開発されています。コンタクトレンズ装用やオルソケラトロジー装用は40~50%の近視抑制効果があり、積極的に行っている施設もありますが、低年齢での装用はアカントアメーバなどの角膜感染などによる視力低下のリスクがあるため当院ではお勧めしておりません。

当院で勧める近視予防治療

・0.01%アトロピン点眼(マイオピンと同成分)

   近視予防治療は開始してすぐ効果が出るものではなく継続することが大事ですが、マイオピンは高額のため年間4~5万円程度かかり、ご家庭の負担が大きく継続するのが難しいのが現実です。当院では6歳から12歳までの屈折が-1.0D以上のお子様に院内で製剤した0.01%アトロピンを比較的安価で提供しています。このアトロピンは小児の近視の進行を60~70%抑制すると言われています。効果に個人差はありますが、1日1回の点眼で手間もかからず副作用がほとんどありません。ご興味のある患者様は火曜~金曜日の受付時間内に一度ご来院下さい。治療の適応も含めて詳しくご説明させていただきます。




下の地図をクリックするとGoogle マップに移動します。

市営地下鉄 伊勢佐木長者町駅3Aすぐ
JR京浜東北線 関内駅より徒歩5分
京浜急行 日ノ出町駅より徒歩8分

伊勢佐木長者町駅改札口からの徒歩ルートは動画で視聴可能です。


最寄りバス停留所
⚫︎長者町5丁目より徒歩2分
2系統,32系統,79系統,199系統,113系統,横43,横44,戸03,港61,船20,東06,戸45,旭4
⚫︎伊勢佐木長者町駅前より徒歩1分
134系統,103系統,110系統

提携駐車場のご案内(2023年4月の時点)
羽衣・伊勢佐木地下駐車場(30分200円)
タイムズステーション横浜関内(20分200円)
タイムズステーション横浜長者町(30分250円)


 糖尿病網膜症の眼底検査・飛蚊症や光視症・歪みや見えにくいなどの症状がある場合には散瞳検査をします。2〜3時間ほど見づらくなりますので、車や自転車ではなく公共の交通機関を利用してご来院下さい。

 お久しぶりの患者様や初診の患者様も事前に問診票をご記入していただくと待ち時間を短縮することができます。診療終了時間60分前までにお越し下さい。



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