イセザキ眼科医院【公式HP】横浜市中区

ドライアイとIPLレーザー治療

ドライアイ

   ドライアイの症状は、目の乾燥感だけでなく、ゴロゴロとした異物感・まぶしさ・目の疲れなど、さまざまな形で現れます。原因も単に涙の量が少ないことだけではありません。涙の量が十分でも、その「質」が低下していると目に違和感を感じることがあります。
 特に冬場の乾燥する時期やコンタクトレンズをご使用の方、パソコン作業などのVDT作業に長時間従事している方はドライアイの症状が増悪します。少しでも違和感を感じたら、一度ドライアイの検査を受けてみることをおすすめします。早めの対処が、日常生活での快適さにつながります。

ドライアイの点眼治療

   ドライアイの治療に使用される点眼薬は、大きく分けて2つのタイプがあります。一時的にうるおいを補う点眼薬として代表的なものにヒアルロン酸製剤があり、目の表面を保護しながら乾燥を和らげます。もう一つは涙の質や分泌量を改善する点眼薬で、目の細胞を活性化させて涙液中のムチンや水分の分泌を促し、角膜の傷を修復する効果があります。
 いずれもドライアイの治療薬ですが、症状や体質に合わない点眼薬を使用すると、かえって悪化する場合もあります。そのため、自己判断での点眼は避け、医師の診断のもとで適切な治療を受けることが大切です。

涙点プラグ

 ドライアイの治療には点眼薬のほかに、「涙点プラグ(涙道閉鎖)」という治療法もあります。当院では、涙の排出路である涙点にコラーゲンを注入し、一時的にふさぐことで涙の蒸発を防ぎ、症状を改善させる治療を行っております。使用する素材は体にやさしいコラーゲンのため、副作用や痛みはほとんどありません。
 効果の持続期間は約1〜2か月程度ですが、点眼薬で十分な改善が得られない方や点眼薬にアレルギーがある方、点眼が苦手な方に特におすすめです。一時的な処置ではありますが、生活の質(QOL)の向上に効果的な治療法としてご検討いただけます。

ドライアイIPLレーザー治療

 IPLレーザー治療(Intense Pulsed Light)は、特に「マイボーム腺機能不全(MGD)」タイプのドライアイに効果が期待される治療法です。もともとは皮膚科や美容外科で、顔の血管病変やニキビ治療に使用されていた光治療機器を、ドライアイ治療に応用したものです。まぶたのマイボーム腺の機能を改善し、涙の油層(脂層)を正常化することで、涙の蒸発を抑え、蒸発型ドライアイの症状を改善します。
 IPL治療は比較的安全性の高い治療法とされており、これまでの治療で改善が見られなかった方にも新たな選択肢となります。ご興味のある方は、月曜午前・土曜日以外の診療日に当院へご来院ください。診察および検査のうえで、適応の有無や効果の見込み、合併症のリスクなどについて丁寧にご説明させていただきます。

※IPLレーザー治療の適応検査・説明用動画の視聴・問診票のご記入・同意書の確認・予約手続きなどには比較的お時間をいただきます。そのため、なるべく診療時間の早めのお時間帯にご来院いただくようお願いいたします。


下の地図をクリックするとGoogle マップに移動します。

市営地下鉄 伊勢佐木長者町駅3Aすぐ
JR京浜東北線 関内駅より徒歩5分
京浜急行 日ノ出町駅より徒歩8分

伊勢佐木長者町駅改札口からの徒歩ルートは動画で視聴可能です。


最寄りバス停留所
⚫︎長者町5丁目より徒歩2分
2系統,32系統,79系統,199系統,113系統,横43,横44,戸03,港61,船20,東06,戸45,旭4
⚫︎伊勢佐木長者町駅前より徒歩1分
134系統,103系統,110系統

提携駐車場のご案内(2023年4月の時点)
羽衣・伊勢佐木地下駐車場(30分200円)
タイムズステーション横浜関内(30分400円)
タイムズステーション横浜長者町(30分250円)


 糖尿病網膜症の眼底検査や、飛蚊症・光視症・歪んで見える・見えにくいといった症状のある場合には、瞳を一時的に開く「散瞳検査」を行います。
検査後は2〜3時間ほど見えづらくなるため、車や自転車の運転は危険です
ご来院の際は、公共交通機関のご利用をお願いいたします

 お久しぶりの患者さん初めて当院を受診される患者さんは、事前に問診票をご記入いただくことで、受付から診察までの待ち時間を短縮できます。スムーズな診療のため、診療終了時間の60分前までにご来院くださいますようご協力をお願いいたします。



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